給食棟の、家族のように支えあうスタッフたち ~給食部メンバーの日常 その③
(2007年12月17日)
カンボジア事務所 パン・サン
「給食部メンバー紹介」の最終回は、毎日給食の調理・配膳などを行う調理員さんたちの1日を紹介します。 |
【調理員さんたちの1日(例】 |
新給食システム稼動に際して入職した調理員さんに志望動機を聞いてみました。 |
11月の患者数
(2007年12月17日)
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給食棟の、家族のように支えあうスタッフたち ~給食部メンバーの日常 その②
(2007年11月22日)
カンボジア事務所 パン・サン
前回は12名の給食メンバーの要である「運営部門」の主任と副主任の2人をご紹介しましたが、今回は、「運営部門」と「調理部門」をつなぐ重要な役どころでもある、運営部門主任アシスタント兼調理部門主任のモン・シ・ミン看護師の1日を紹介します。 |
【モン・シ・ミン看護師の1日(例)】 |
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火曜日…8:30からFIDRの給食支援プロジェクトチーム(五十嵐管理栄養士とパン・サン職員)の現場(厨房)業務に関する講義に参加。調理主任として、食材管理・献立の意味・調理・衛生等についての内容と意味を知っておく必要があるため。 |
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水・木曜日…10:00からFIDRの給食支援プロジェクトチーム(同上)の栄養学講義に参加。 |
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彼は看護師だが、今は通常の看護師業務シフトに組み込まれず、月曜日から金曜日まで、給食棟所属職員としてこの勤務形態をとっている。 |
このように、給食棟の事務及び管理業務の責任者として調理員たちの先頭にたち働く、モン・シ・ミンさん。給食を毎日3食、滞りなく患者の子どもたちに届けるために、欠かせない人です。 |
給食棟の、家族のように支えあうスタッフたち ~給食部メンバーの日常 その①
(2007年11月13日)
カンボジア事務所 パン・サン
「私たち12名の給食部メンバーは、まるで一つの家族のような気持ちと責任感を持って給食プロジェクトに携わっています。私たちは毎日、病院に入院している患者さんに給食を届けるために一生懸命働いています。FIDRから、技術的・財政的な支援を受けつつ。」 |
【カムホイ医師、ソチェト医師の1日(例)】 |
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水・木曜日…10:00からFIDRの給食支援プロジェクトチーム(五十嵐管理栄養士とパン・サン職員)の栄養学講義に参加。 |
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国立小児病院の医師はシフト制で働いており、この日のスケジュールは午前中に勤務するときのもの。このほか、午後~翌朝までの勤務もある。 |
給食づくりの仕事の中で、配膳方法や衛生管理についてなど課題が見つかったときには、調理員たちと話し合いをもち、問題解決へと導きます。 |
10月の患者数
(2007年11月13日)
プロジェクトの今:給食の献立ができるまで
(2007年10月18日)
カンボジア事務所 五十嵐(管理栄養士)
9月に、給食部のメンバーたちが献立作りに挑戦していることをご報告しましたので、今回は、給食の献立ができるまでをご紹介します。 |
最近の献立から:緑豆あんのデザート
(2007年10月9日)
カンボジア事務所 五十嵐(管理栄養士)
1日3食の給食のうち、昼食と夕食には必ずデザートがつきます。カンボジア人に親しみ深いものといえば、緑豆あんを使った様々なお菓子。カンボジア人にとって緑豆あんは、日本人にとっての小豆あんのようなものです。 |
9月の患者数
(2007年10月2日)
国立小児病院で1日3食の給食の提供が始まってから、半年が経ちました。4月から9月末までに給食を配膳した患者さんの数は、延べ37,133人に達しています。デング熱の流行以降は、患者数は減少しています(別表参照)。 |
プロジェクトの今 献立作りから配膳までを、自分たちで行えるように…
(2007年9月19日)
カンボジア事務所 五十嵐(管理栄養士)
給食ができるまでには、<献立作り→栄養価の計算→発注業務→納品物確認→調理→配膳>という一連の流れがあります。給食部メンバーは、給食が開始されて5ヶ月の間に、納品物確認~配膳までは担えるようになりました。残りの過程を含めた全ての作業を自分たちで行っていけるよう、今回、彼らは献立作り~発注業務までの作業にチャレンジすることになりました。 |
給食配膳者数が、3万人を突破しました!
(2007年9月5日)
FIDRの支援により、国立小児病院では4月以降、栄養に配慮された給食を1日3食提供する、新しい給食システムがスタートしました。4月から8月末までの患者者数は総計30,619人となり、これまでに3万人以上の患者に給食を配膳してきたことになります。
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